野に咲く花の名前は知らない

半分は自分用の備忘録です…

レギュラーシーズン最終盤

5/1の結果をもって、ジャパンラグビーリーグワン21-22シーズンのレギュラーシーズンも残すところ1節となりました。トップリーグから形を変えて最初のシーズンでしたが観戦熱が今までになく低い年となりました。
これはリーグの方に問題があるというわけではなく、コロナのせいであまりにも中止の試合が多かったのと単純に応援していたチームがあまりいい試合をしていなかったということです。

キヤノン田村選手と談笑する神戸の面々(画像はJ SPORTSオンデマンドより)

 

プレーオフはさすがに全試合ちゃんと見ると思います…多分。

戦前の予想を覆してサントリーを圧倒した東芝(画像はJ SPORTSオンデマンドより)

揺り戻し?

2週間ほど前に、今シーズンの阪神タイガースの歴史的な弱さに触れました。

sweet-moon.hatenablog.com

そこでの結論としてはたまたま噛み合わないだけでこんなに借金がかさむものかと驚いた…というものでした。まあ案の定揺り戻しがきたようで本日で6連勝となり…それでもまだ借金が10あるというのものすごいですね。

6連勝が決まった直後の阪神ベンチ(画像はG+の中継より)

今シーズンの阪神は戦力的には3位か4位くらいの感じでしょうか。戦力だけで言えば巨人やヤクルトには及ばないでしょう(そもそも去年も優勝するような戦力ではなかったですが…)。ここにきて7、8、9回の勝ちパが固定できるようになったのとか打線が上向いてきたとか後付けで理由はいろいろ言えるのですが、結局のところ数字はどれもそれなりのところに収束するものです。それは阪神の勝率も糸原の打率もそう。

ネット上の阪神ファンのヘイトを一身に集める糸原選手(画像はG+の中継より)

 

何がしたいのか

1ヶ月ほど前から家の大掃除を敢行しました。と言っても全部の部屋ではなくリビングを大幅に模様替えしたのとかつて兄がいた時に使っていた部屋を徹底的にきれいに。正直なところ出来栄えとしてはめちゃくちゃ満足しており、元々想定していた以上の状態になったと自負しています。

この大掃除に限らず、少し前から家の環境をかなり整え出しています。オンラインゲームをやるわけでもないのに、1階にいると無線で下り実測800Mbpsくらいの速度が出るネット環境が出来ていました。さらに今回のリビング模様替えでテレビが37インチ液晶から最新65インチの有機ELになったりと、築35年の家にしてはそうとう環境がいいです。

こんなことを書くといよいよ実家を終の棲家にする決心をしたのかと言われそうですが、本人としてはそういうつもりは特にあったわけではなく…今生活するに際しての環境を良くしたいと思っただけなんですが、深層心理ではどうなのかという話。
一つ言えることは、自分が家を出たとしたらこの環境は老人2人にはかなりのオーバースペック。そう考えると自分はいったい何がしたかったのかよくわからなくなってきます。兄の使っていた部屋は姪と甥が来た時に遊ぶために使うため、こちらの大掃除はすべきだったのでいいんですが…。

未解決問題

4/26の第2試合をもって21-22シーズンのMリーグが閉幕しました。優勝はKADOKAWAサクラナイツでした。おめでとうございます。

サクラナイツの面々(画像はABEMAより)

一応ライトなセガサミーフェニックス推しとしては残念な結果と言えばそうなのですが、正直サクラナイツは優勝にふさわしい大変強いチームだったので仕方ない以外になにものでもないかと。

インタビューの一コマ(ABEMAより)

沢崎さんはセミファイナルをもって療養のために離脱されましたが、大ベテランがほぼ選ばれることのないMリーグにおいては大変稀有な存在。それほど彼の麻雀の腕が評価されているということでしょう。そして追加メンバーとなった堀さん。彼なくして優勝はなかったと断言できるほどの強さでした。

 

あえて正直な感想を言いますと、最終日はそこまで熱量をもって観戦できませんでした。最終日開始段階で推しチームが一番優勝に近かったにも関わらずです。理由はいくつかあるのですが…

  • 1チームだけ優勝の可能性がほぼなかった
  • 世間の評価とはうらはらに凡戦にしか思えなかった
  • そもそもMリーグに飽きてきている

こんなところでしょうか。
最終日開始時点でKONAMI麻雀格闘倶楽部にはほぼ優勝の目はありませんでした。まあこれは仕方のないことで…とにかくファイナルでの成績は惨憺たる有様でした。ただこれにより、2試合目の東パツのように滝沢さんI相手には3人とも逆らわないという形が出来てしまいます(これは優勝争いから脱落しないため当然の選択ですが、当然であろうがなかろうが見ている方がつまらなくなるのは自明)。さらには南場の親が落ちた瞬間滝沢さんがひたすら国士狙いのような配牌オリしかしなくなっていたので四麻の形をとった三麻を見させれている。これで麻雀が面白くなるはずがない。
Twitterなどで感想を見ていると熱戦に感動された方も多かったようなのですが、これはどちらかというと1年間やってきた最後の最後という状況による部分が大きかったと思います。悲壮感すらある選手たちの表情でしたが、麻雀の対局としては正直そんなにいいものではなかったでしょう。

赤坂ドリブンズ⇒U-NEXTパイレーツ⇒EX風林火山KADOKAWAサクラナイツという優勝チームの変遷ですが、今のところ連覇どころか2回優勝したチームすらありません。そういう意味では戦力に偏りが起きておらずバランスのいいリーグと言えるでしょう。しかし根本的にMリーグも4年目を終えるところまできてちょっと飽きが来ています。
コロナ禍もありいろいろと動きが取りづらいのは間違いないところですが、正直同じことの繰り返しを見させられている感は否めません。毎日同じように入場してきて、同じような顔ぶれが麻雀を打って、同じような内容のインタビューを聞いて終わり。Mリーグが始まる前からの見る雀であるわたしでこの状態なので、もっとライトな層は激推しの選手でもいない限り結構つらいのではないかと思います。エンタメのプロがたくさん関わっていると思うので今後の変化に期待ですね。

余談。2試合目で目無しとなった滝沢さんは淡々と仕事をこなしておりました。一切上がりに向うことなく、振らないように安牌も抱えつつ下家に鳴かせないようにする。人によってはこれぞトッププロの姿と感心したことでしょう。しかしわたしは圧倒的に去年の村上さんの方が麻雀としてあるべき姿だと思っています。これに関してはどんな意見を耳にしようとまず考えを変えることはないでしょう。麻雀のあるべき姿を考えればすぐわかることですから。

一難去ってまた

4/23(土)、久しぶりに阪神競馬場へ行ってきました。車で行ったのは初めてでしたが、特に迷うようなところはなかったものの駐車場から中への侵入口がちょっと不思議な感じになっておりました。

朝から正午くらいまではまあ馬主席ガラガラ…

阪神競馬場のガラガラの馬主席の風景

身内の馬が出走するため真夜中の2時半に起きて仁川まで行ったわけですが、結果はボロボロ。ソエが出てしばらく休んでいたU号ですが、今回のレースでは他馬に蹴られて結構深めの外傷を負ったらしくまたしばらくお休みとなるようです。次競馬場にも戻ってきたときは490キロくらいで出走してほしいところですが…。

パドックでのU号

しかし毎回思うけど競馬はむつかしい。最近馬券が好調だったのですが、この日はぼろ負けでした。

違和感

4/24のオリックス対ロッテ(京セラドーム大阪)での白井一行球審と佐々木朗希投手とのひと悶着が話題になっているようです。この一件についてはかなりいろんな意見が飛び交っているようで…。

 

以下はあくまで野球を30年以上見てきたド素人の感じたことです。

  • 白井氏は奇声と高圧的な態度でアンチや変なファンの多い審判ではあるが、判定についてはNPB審判の中では優秀な方である
  • NPBでは三球三振やストレートのフォアボールはなるべく避ける傾向にあり、カウント0-2ではストライクゾーンは狭くなり3-0では広くなることが暗黙の了解としてあるため、問題のシーンであのコースをボール判定することについては特に違和感がない(いわゆるド真ん中ではないため)
  • 白井氏は過去に阪神メッセンジャー投手を退場させたこともあり(当該試合はテレビ観戦していましたがメッセンジャーは確かに相当フラストレーションを溜めていました)、別に佐々木投手に特別高圧的だったわけではない
  • 20歳&18歳の若いバッテリーに対して大人げないという意見は申し訳ないけど全く理解ができない、相手の年齢によって対応を変えることの方が問題であり28年ぶりに完全試合をしたような立派なバッテリーを半人前扱いする方がおかしい

この件については現役選手やOBからも様々な声が上がっています。傾向として面白いのは、"恫喝された"側の被害者と同じ立場のピッチャーから意外なほど白井審判への擁護・同情論が多く上がっていること。そしてロッテに籍を置いていたOBはほぼ全員が白井審判を攻撃(あえてこういう表現を取りますが)していることです。前者はピッチャーがストライクボールの判定に不満を表すことが良くないということを知っているゆえのことでしょうか。後者はぶっちゃけて言うとビジネス色が強いです。

 

メッセンジャーが退場処分を受けた時は阪神ファンだけが騒いでいた記憶があります。ほかの大半のファンはほとんど覚えてすらいないでしょう。正直あの時は不満丸出しの態度だったので阪神ファンながら退場処分も仕方ないと思っていました。それに比べると今回はかなり騒ぎになっています。そこには「日本の至宝となりうる佐々木朗希をたかが1審判が恫喝するとは何事か」という考えが透けて見えます。

「特別な才能を持った人に対しては特別な扱いをされてしかるべき」という考え方に100%不賛成ないわけではないです。しかしそれは試合中になされるべきことではありません。今回の騒動で一番違和感を覚えたのは佐々木投手の態度でもなく白井球審の行動でもなく、白井氏を叩きまくるネット上の空気でした。

日本ラグビー史上最高のフッカー

4月16日(土)。病院でのエコー検査を終えて帰宅したわたしはグリーンチャンネルの競馬中継と並行してリーグワンの埼玉パナソニックワイルドナイツ対コベルコ神戸スティーラーズの試合を見ていました。

試合はいつものようにパナソニックが数字上は接戦だけどきっちり勝ち切るという、らしさ全開の内容で中止での不戦敗を除けば全勝をキープ。POMは前回の対戦に続いてフッカーの堀江翔太選手ですが、前回も今回も試合の半分しか出場せずにPOM。

パナには日本代表の坂手淳史選手もおり、近年はフル出場なんかほぼ見かけることのない堀江選手ですがいまだに存在感は抜群。スローイングは正確でスクラムでも負けることはなく、さらにはフィールドプレーも日本人フッカーとは思えないほどスピード感があり、なんならキックまでできる。

f:id:sl-bayakoa:20220416183108p:plain

POMのインタビューを受ける堀江選手(画像はJ SPORTS中継より)

…まあ髪型やヒゲでの存在感もすごいですが。ラグビー観戦歴20年ちょっとの若造ではありますが、日本ラグビー史上最高のフッカーと言えば当分の間は堀江翔太でいいと思っています。

歴史的な弱さ…だが

賞味期限切れしそうなネタから優先して書くことに…。

 

2021年のセリーグでゲーム差なしの2位だった阪神タイガース、2022年は開幕17試合で1勝15敗1分という長年プロ野球を見てきたわたしでも記憶にないような低勝率で推移していました(賞味期限切れそうというのはその後連勝したため)。

スアレスの抜けた分セーブ失敗による負けや引き分けが増えるであろうことは誰もが予想していたことかとは思いますが、ここまでの負けはそういう問題ではないしそもそもこの数字が尋常ではない。

参入初年度の楽天みたいに戦力が整っていないわけでもない。ネット上を見ると采配批判も散見されますが、実際には個々の場面で失敗することことはあってもトータルとして見たらまあ無難な采配をしている矢野監督。

f:id:sl-bayakoa:20220416175747p:plain

試合後の勝利監督インタビューを受ける矢野監督(画像はSKY・Aの中継より)

投手の頑張りに対して打線が頼りないのは確かだけど、歯車かみ合わないとこんなことになるのかと何十年も野球を見てきて今さらになって驚いた次第です。

第12回モンド王座決定戦第3戦

第1戦、第2戦については何も書いてないのですが、いきなり第3戦から適当に書いてみます。ちなみに、麻雀はやるのは好きですがハッキリ言って下手な部類に入ると思っています。技術的に下手なだけならまだしも、ギャンブル全てにおいて言えるのですがとにかくセンスがないんですね。勝負どころの見極めが本当に下手くそ…これはギャンブルをやる上で致命傷です。逆にこれが出来るなら多少技術的に劣っていても結果はそこまで悪いものにはならないと思います。

さて本題に戻って対局についてですが、東場は魚谷プロの丁寧な打ち方が特に目に付きました。この人は見てる限りでは雑な打ち方は一切しません。毎巡毎巡本当に正確に正着打を重ねていきます。その上読みも非常に的確で、多少きつく見える牌でも読みの正確さに基づいて押していける印象があります。茅森プロは一瞬切るのを躊躇した、ダマ満貫への振り込みからピタッと手が止まってしまった感じ。井出プロは半荘を通して本当に厳しい配牌・ツモとなっていました。個人的に応援している近藤プロは手は一番入っていたと思います…手が入るだけでなくきちんと上がり切ってはいるのですが点数としては魚谷プロの方が上で南場を迎えました。

南入して早々に近藤プロがツモあがってトップに出ます。しかし2局で茅森プロのリーチを魚谷プロがしっかりかわし切ってトップに肉薄。この辺は本当にやるべきことをしっかりやっているなと思わされます。茅森プロはこの半荘に関しては厳しい状況になってきました。3局では親の近藤プロが早めのリャンメンリーチからツモあがりましたが決定打になるような点数ではなく、逆に1本場では魚谷プロがあがり返して再度トップに立ちます。ここまで全く名前の出てこなかったラス親の井出プロはオーラスで猛連荘をします。まず1回あがった後に全員テンパイを挟んでもう1回あがり、さらに2回テンパイ流局を重ねて5本場でもあがります。3回あがったもののリーチは1回もなく、いずれも決定打にはならず。結局6本場で軽い配牌を貰った魚谷プロがあがり切ってこのシリーズ2勝目。

第3戦を終わった時点でトータルスコアは1位の魚谷プロ以外はマイナスポイントなっており、2位の近藤プロとでも100ポイントくらいの差が出来ました。かなり結果が見えてきた感じではありますが最終戦を楽しみにしたいと思います。